ブログ - 20210319のエントリ
この二三年の困窮生活から抜け出、新年を迎えた気分になった。昨年の秋にアルバイトを見つけ、三万円ほどの収入で、生活保護を受けなくていい、予想がついた。この二三年は苦しかった。そんなことを書くと、ちっともレアじゃない?と言われそうであるが、自死の覚悟もしていた。小銭も入り、健康なので、あと十年ほどは死にそうにない。
でも振り返ってみると、諦めも肝心、ではないか?現代人は欲が強すぎる。貧乏すること、病気になること、いじめられること、首になること、交通事故を起こすことなどなど際限のない悩みに金持ちも貧乏人も犯され、心の休む暇がない。いっそのこと、諦めが肝心、そのままけっこう、という気持ちになることはできないのか?と、考えてもそのようになれないように仕組まれているのである。悩みが多いから、金貸し、医者、コンサルタント、斡旋業者、保険会社などが存在してるのである。資本主義は人間の悩みで成立している。
近頃、アルバイトや野良仕事が忙しくなり、山歩きができなくなった。
山歩きをしていた頃を思い出す。その時浮かんだ俳句、
(せせらぎや永遠をつま弾く水光)
こんな境地をまた、訪ねたい。