ブログ - 20180103のエントリ

焚火で迎えた元旦。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2018-1-3 8:14

  元旦を、竹の子山で、枯れ竹を燃やして迎えた。独りであった。枯れ竹があちこちに倒れかかっていて、中に入れない状態であったが、鋸で切り外しながら進んでいった。いつもはチェーンソウで切るのだが、重くてエンジンの掛かりも悪いので2,300円の鋸を買った。すごく切れ味がよく、孟宗竹を切るのに30秒もかからなかった。

 枯れ竹を集めて、火を焚いた。晴天が続いていたので、良く燃えた。両手の指で丸めきれないほど大きな竹は、時々、砲撃音みたいな音を辺りに放って、燃え盛った。

 年末から野菜を売った小金が入り始め、チップ農法の結果待ち、普及活動、年金の会の活動、カラオケ会の発表会など今年はやることが多い。何をやってもうまくいかなかった人生に転機が訪れてくれれば良い。

 昨日の2日は岡田君と出会い、そこの枯れ竹をまた燃やし、しゃべった。(正月くらい飲んでもいいやろう)と、酒好きの彼は昼間から酒を飲んでいた。彼は手伝ってくれた。枯れ竹を切って、焚火の中に投げ入れる速さは私よりはるかに速かった。10歳も若い。

 焚火に向き合って腰を下ろし、話をした。

 「ノーベル賞をもらった利根川進さんの、(精神と物質)を読んでいるけど、人間のDNA を全部解析するにはあと7000年もかかるらしいね?」

 私は言った。

 「俺たちが死ぬまでにもわからんのよね」

 彼は答えた。

 「そうだ。俺たちがこうして焚火を囲んでいる光景だって、DNAに録画されてるかもしれないよ」

 私は言った。

 

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