ブログ - 20171123のエントリ

神歩きー4

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2017-11-23 6:02

 エホバの証人は布教のために、いろんな家庭を夫婦や子供連れで訪ね歩いている。庭の花々に眼を向けながら、(この世は天国)だと訴えんばかりに満面に笑顔をうかべている。彼らを知ってる者達にはすぐにわかる。

 わたしはその笑顔を羨ましく思いながらも、入信することはないと信じている。年収の一割が寄付金として必要だと言われ、それは(満面の笑顔)からみれば決して高いものではないと考えるが、入信すればわたしは(わたし)を捨てなければならない。若い頃、いろんな希望を抱いていたが何一つ達成出来ず、単に生きることしか出来なかった人生であった。が、入信すれば戒律としてとがめられるものが多くなり、わたしは無頼漢に近い男でこれまで放縦な自由を満喫してきた。常識外れの考え方をし、酒色にふけり、煙草を吸い、怠惰や反抗にふけり、時には喧嘩をし、万引きもした。

 小説を書くことで自己を可能な限り、見詰め、探求した。なぜ、あなたは(自分)にそんなにこだわるのか?と問われたこともあったが、もっとも身近な自己を探求することは死ぬまで飽きることのない楽しみでもある。

 信仰とは自己放棄である。そうでなければイエスや仏を信じることは出来ない。エホバの証人のパンフレットに書いてあるように、夫婦は尊敬し合い、両親を尊び、淫行をしてはいけないし、盗みや人殺しもいけないのである。

 四日ほど前の毎日新聞に(共依存の倫理)というタイトルが書評欄に掲載されていて、現代人は(他者の問題にばかり注目する、自己を喪失した病人)と書いてあった。テレビのニュース・ショーやスマホ、噂話、他人の行動の監視に自分自身を奪われている現代人は多い。自分から逃避し、それらに一日を奪われている人は自分と向き合うことが辛いからである。それは過労死に至るまで働くことも(ワークホーリックー自己喪失)ではなかったのではなかろうか?

 神権や王権の抑圧体制からのがれるために人権思想が産まれ、民主主義に進み、信教、思想、言論の自由が認められ、個人主義の生活に至った。自己放棄とはその流れに逆行することであるが、個人主義が進み過ぎて、自己の人生に悩んでいる人が多い。家出人が届け出があるだけで八万人と言われている。届け出がない人を含めればその二倍は存在しているであろう。

 自己を捨て、神が絶えず自分に付き添っているという宗教があり、それに入る人が多いということは納得できる。絶えず神が自分のそばにいてくれて導いてくれる、これは家出人や自殺願望の人たちにとってはまさに、(救いの神)であろう。

 

神歩きー3

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2017-11-23 5:34

 エホバの証人は布教のために、いろんな家庭を夫婦や子供連れで訪ね歩いている。庭の花々に眼を向けながら、(この世は天国)だと訴えんばかりに満面に笑顔をうかべている。彼らを知ってる者達にはすぐにわかる。

 わたしはその笑顔を羨ましく思いながらも、入信することはないと信じている。年収の一割が寄付金として必要だと言われ、それは満面の笑顔からみれば決して高いものではないと考えるが、入信すればわたしは(わたし)を捨てなければならないことを知っているからである。いろんな希望を抱いていたが何一つ達成は出来ず、生きることしか出来なかった人生であった。が、入信していれば戒律としてとがめられていた自由をわたしは満喫したのだ。常識外れの考え方をし、酒色にふけり、煙草を吸い、怠惰や反抗にふけり、時には喧嘩をし、万引きをした。

 小説を書くことで自己を可能な限り、見詰め、探求した。なぜ、あなたは(自分)にそんなにこだわるのか?と問われたこともあったが、もっともも身近な自己を探求することは死ぬまで飽きることのない楽しみでもある。

 信仰とは自己放棄であるし、そうでなければイエスや仏を信じることは出来ない。

 四日ほど前の毎日新聞に(共依存の倫理)というタイトルが書評欄に掲載されていて、(他者の問題にばかり注目する、自己を喪失した病人)と書いてあった。テレビのニュース・ショーやスマホ、噂話他人の行動への監視に自分自身を

 

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