ブログ - 20170819のエントリ

優者と劣者の依存関係。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2017-8-19 7:11

 米国の白人主義者の言動がマスコミに流され、それに賛同したトランプ大統領が追及されてるように優生思想思想はナチズム発生、80年がたっても衰えない。源流はダーウイニズムにあるのであるが、日本では山百合学園で19人が殺傷されというとんでもない事件が起こった。加害者は優生思想に感化された若者であった。

 ヘイト・スピーチなども優生思想の一つである。日常生活においても絶えず人を非難し、悪口を言う人がいる。そのことで自分が優者であるような錯覚を覚え、また周りに与えて満足し、自己の劣等部分を隠す手段に依存してる。当人はそのことに気づかない。

 (実像)と影の関係を考えてみれば優生主義者たちの言動の矛盾が見えてくる。太陽の日の下に立てば必ず、実像と影が映る。どちらも同じものである。もし、影が消えたとすれば実像も絶対に消える。双方は依存し合い、互いの分身なのである。優者と劣者と言う考えは二項対立で捉えなければならない。劣者は優者に、(誰のおかげで優者でいられるのか?)と言ってみれば良い。わたしの通っているカラオケ会にも音痴の老男がいて、聴いていると具合が悪くなりそうな歌い方をする。あんたは音痴だから人前で歌ってはいけない、と小学生の時担任の女教師に言われたらしいが彼はカラオケが大好きなのである。良いことではないか!わたしもうまくはないが、彼の後に歌う時は気持ちに余裕が出て、うまく歌えてるみたいである。わたしは彼に感謝している。

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