ブログ - 20170806のエントリ
毎日が暑い。部屋にエアコンがないので気温は室内で35度になり、外は38度くらいになっている。暑い時には暑さに徹することにしているので汗をたくさんかき、たくさん水を飲むことにしている。
広い敷地をビルの三階ほどにも高い木が囲んでいて、電話線や電線に触れそうになっているので毎日枝切りをしている。10分もチェーンソウで切ると全身が汗びっしょりになる。冷蔵所で冷やした井戸水を飲むと美味いし、風が吹き付けて顔の汗を吸い取ってくれるとすごく気分が良い。
ラジオやテレビでは、戸外に出ると熱中症にかかりやすいので室内のエアコンをかかりましょう、と絶えず呼び掛けている。わたしはそんな声に無関心である。エアコンが普及しなかった頃、日射病という言葉があったがそれににかかる者はほとんどいなかった。最近のビルの造りなどは一枚窓になっていて、最初から外気を入れず空調設備に頼るようになっている。人々は産まれた時からエアコンの中で生活するようになっており、自分の体で体温調節の出来ない構造にされている。(エアコンで熱中症になり、エアコンで治す)という不可解な社会である。資本主義のヤラセの構造である。戸外に出る者も少なく、通りは閑散としている。寂しい時代である。
今さら資本主義を撤廃することは出来ないが、もう少し、自然を基盤に据えた考えや行動を取り戻すべきである。