ブログ - 20140830のエントリ

グローバリズムは全生物を絶滅させる。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2014-8-30 21:35

 このタイトルに思いついて、私自信がおどろき恐くなっています。こんな真実をこんなタイトルで公表してよいものかと迷いましたが、真実を隠すわけにはいきません。

 先日、自然農法をやっている人と対談し、そこで学んだ部分がたぶんにあります。

 岡垣町の松原は玄海国定公園に指定され、見事な枝ぶりの松が群生していて美しい景観でした。ところがマツクイムシの被害にあい、枯れて今では全滅寸前です。町役場は古い松を全部切り倒して新しい苗を植えようとしていますが、人災で全滅しかけているとは絶対に言いません。町役場にも全滅の原因があるなんて町会議員も言いません。

 マツクイムシはカミキリムシの一種ですが、幼虫はマツの幹に穴をあけてそこで成長していくのです。鳥がそれを見つけて食べ、マツクイムシの異常繁殖を抑えていたのですが、田畑にかける農薬が増え鳥の数が激減したのです。マツクイムシは異常繁殖して松ノ木を食い尽くしていったのです。そこでマツクイムシを殺すために大量の殺虫剤をかけたのすがマツクイムシには効果がなく、鳥やその他の生物が死んでいったのです。逆効果だったのですがもう間に合いません。食物連鎖が破壊されたのです。農薬をまくことは天敵を殺して食物連鎖を断って害虫を増やし、それを殺すためにさらに農薬をまく、という恐ろしい循環が出来上がるのです。人間が死ぬまで人間は農薬をまき続けるという未来が待っています。

 次は遺伝子組みかえ野菜についてです。遺伝子組みかえ野菜の種は農薬を使わなくて野菜作りが出きるという理由でアメリカから特許を買って(?)生産し販売してるのですが、自然農法をやってる彼が言うにはその種で成長した野菜に虫がついて食べると虫が死んでしまうというのです。虫が死ぬから農薬をかけなくてすむでしょうが、その野菜を食べる人間には害がないのでしょうか?種物をみるとF1と書いてあって遺伝子組み換えの野菜種が増えています。

 それに何度も書いていますが除草剤をまくことが普通になっています。大量生産・大量消費の思想が農業に及び、多数派による独裁である民主主義が全世界を席巻している今、この流れが食い止められない限りわたしたちはマツクイムシに絶滅させられた松の木のように全滅させられるしかありません。毎日毎日、毒入り野菜、次には魚・肉を食べるしかなくなるのです。

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