ブログ - 20140807のエントリ
67年間も生きてきました。物質的には豊かになり、それは自然破壊とひきかえだが、本来は淘汰されてるはずのわたしは生きながらえカラオケを楽しむ人生を送っています。浮世離れした生活からこの世の実体がますます見えてきました。
熱中症が増えていますから暑い日は水分補給をしエアコンにかかりましょう、長崎で女子高校生の殺人事件が起こりました、原爆の日です黙祷して死者に祈りましょう、大雨で土砂災害が起こりました、などなど連日マスコミは報道し視聴者や購読者をひきつけ宣伝費をもらっている。政府や地方自治体、医療機関は熱中症患者を助け、教育体制をかんがみ、原爆が再発しないように訴え、土砂災害の復旧工事にかかり仕事をする。
毎度のやりかたであり、システムを変える気はさらさらない。事件や被害、異常事態はかれらのメシの種なのだ。熱中症が起こったり、殺人事件が起こったり、原爆の日が来たり、土砂災害が起こらなければかれらはメシの食い上げになるのである。熱中症はエアコンにいつもかかり体温調節機能を失うことが原因なのに、できるだけ自然の空気に触れエアコンの使用は少なくしましょう、学校教育においては点取り教育ではなく生徒の持つ個性を発見してあげましょう、原爆の原因は何だったのか?広島・長崎の民間人を大量に殺して戦争終結を早めたというアメリカの言い訳は信じて良いのか?また、乱開発・自然破壊による土砂災害の原因を追及しよう、などと言う議論はないし報道やシステムの改革をしようとすることはない。少し改革の気配が見えても見せかけだけである。
このようにして世の中は流れ、国民は表情や感情を失い、電車にのっても話し声もなくスマホに目を伏せている。都会のオフィスビルは窓の開閉が出来ず自然の風を窓から取り込むことも出来ない。
反社会勢力がいないと警察の仕事がなくなるいように、ヤラセの構造はすべての分野に及んでいる。
40年前に新人類という言葉が流行したが、今では(異人類)という言葉が国民にもふさわしい。