ブログ - 20130529のエントリ
先ほど、17時頃、いつもの山道を散歩してきました。雨上がりでしたが、道は頭上高く茂ったヒノキにおおわれ、夜の気配が漂っていました。神秘の匂いを感じさせてくれました。暗がりの中、足のそばにマムシ草が点在しているのを見つけ、立ち止まって観察しました。花弁は茶色になって枯れていて、めくってみるとウロコ状の青い実に変わっていました。花の中にラッパ状の花弁はよくありますが、先端がカマクビのように垂れたのはあまりみかけ見かけません。このあたりだけにその草は茂っているのです。そこは湿地で近くに池が二つあります。池にはカエルが棲んでいて、マムシの好きな餌になるのでそこはマムシの住処でもあるのです。茎の表面は薄茶色のマダラ模様になっていてそれもマムシの胴体に似ています。
人の目にマムシのように見えたのでそう名づけられたのか、自ら変身していったのか詳しいことはわかりませんが、自ら変身したのだとすれば大発見になります。
ウロコ状の青い実がどのように変わっていくのか楽しみです。