ブログ - 20130402のエントリ
4月1日にS君と二人で議長を訊ねた。私たちは海老津駅南口開発に反対している者です。
議長室には彼と局長、新入り職員がいて、私たちと対談をしました。
中村 (議長にうかがいたいのです。町民といっしょになってこの 町を良くしていこう、とお考えですか?)
議長 (その質問には答えられません。わたし個人の意見はこの場では出せません)
中村 (あなたと個人で話してるわけではありません。議長の職務において聞いているのです)
議長 無言。
S君 (では他の場所で話しましょうか?)
議長 無言。
中村 (議長、あなたは自分の職務を放棄するのですか?)
議長 (先ほども話したでしょう?わたしには色んな顔がある。家に帰れば父親としての顔があり、仕事場に行けば社長としての顔があり、車を運転してる時には運転手の顔がある)
中村 (ここでは議長としての顔があるわけですよね。だから、こうして話をしてるんじゃないですか)
議長 無言。
中村 (町の仕事は町民の生活と安全、健康を守ることですよね?)
議長 (そうです)
中村 (ところが現実は金比羅山のヒノキを数百本も切り倒して自然破壊をしてるじゃないですか。ヒノキの下の地面で夏を待っていたセミやカブトムシの幼虫達は行き場を失い殺されてしまったわけですね。ヒノキの葉は黄砂や1pm2.5を付着してくれたわけですが人間が吸うことになったわけですね!その責任をどうとってくれるんですか?)
議長 (無言)
中村 (あなたは私たちが議会の傍聴に行ったら、帽子を脱いでください、お茶をのんではいけません
、書類を渡したらいけません、などと上から見下ろした発言ばかりじゃないですか。納税者が 来てる んだから、皆さん忙しい中、ご足労です。私たちは真剣な議論をしますから良い町づくりをし
ましょう、くらいのことを言うべきじゃないですか)
議長 (あなたが議長になれば良い)
中村 (そんなことではないでしょうが、話にならない。もう一つ言いたいのはこの文面です)
中村は封筒の中から書類を取り出し、彼の前に出した。ご意見箱への返信として来た物であった。
中村 (わたしが先ほどから言ってる要望の答えが、「ご意見としてうけたまわります」ですか?あまりに も不誠実じゃないですか?あなたにお返ししますので書き直してください)
議長 (わたしは小学生みたいに書き直すのですか?)
S君 (誰が税金を払ってるかわかってるのか!この封書の切手代もコーヒーの金も税金から出てる
んだ。納税者に申しわけがないから俺はここでその代金を払う!)
彼は言って、1万円札をテーブルの上に置いた。
局長 (そんなものは受け取れません!)
彼は言って金をS君に返した。
S君 (いや、取っておきなさい!)
彼は言ったが金は取った。、わたしは話にならないと考えてS君に帰ることを促した。二人は出口のドアから外に出た。
以上が概要です。
その場でいろんなことが発見できました。
議長は議員でありながら自分の支持者にしか興味はないし、自分の利益しか念頭にない。開発は議会で承認されているのだからいまさら反対するのはおかしい、と考えているようです。ここで不信感を持つのは投票の中味は本来利害関係の入らない純粋なものであるべきですが、町会議員、町長、町職員、開発参加業者、それら地縁血縁者など自分達の生活、金が潤う連中が投票し、利権を漁っているということです。コンクリート行政、自然破壊が手っ取り早いやり方だということです。
こういう連中を相手に話しをすることは腹が立つというより、疲れるだけです。署名運動においても旅館を営業しているところに町から電話が入り、そんなことはするな!と圧力がかかった事実がある。
(悪代官とはまさにこの連中のことである)