ブログ - 20120714のエントリ
(タイマンを張る)とは対決する、勝負をする、という意味で不良仲間や暴走族仲間でつかわれ、一般的には良い言葉ではないようです。ところが今の世の中は女性原理が強くてそれを避けたり否定したりする傾向があり、虚偽、詭弁、ダンマリが横行しています。国会の場をみればわかるようにダラダラと時間と金を使って引き延ばし、先送りするのが常態化し、国民もそれが当たり前だとおもわされている。今度の小沢一派の民主党の離党だって、野田と小沢が国会でののしりあいはしなくてもきちんと正面から論理的に(タイマン)を張っていたら、はやく決着がつき、すっきりしたにちがいないがグズグズ、ネチネチ、ダラダラと総選挙まで延命し、保身をはかろうとしている。
国会の場だけではなく、企業でも学校でもすべての組織において引き延ばし、先送りする能力のあるものが出世し、トップになる構造が出来上がっている。
これが変わらなければ、延命治療ばかりされて、自分でご飯を食べることもお茶を飲むこともベットから起き上がることもできない患者ばかりになってしまう。
本音を出し合って議論のできる者がトップにたつような世の中に変わるべきである。