ブログ - 20210729のエントリ
今日も朝早くから、庭一面で、クマゼミが鳴きわめいている。まるで嵐が来たような煩さである。環境破壊の中で多くの生物が姿を消していく中で、セミだけは地面の中で生きているせいか減ってはいない。
昨日のコロナの感染者で全国で9583人になり、その中でオリンピック競技が行われ、日本は多くのメダルを取り、国民の憂さ晴らしになっている。日頃、競争原理を否定する自分もテレビを見ながら、時には涙する。アルバイトを週に三日やり、産直店に売りに行き、畑の草取りをし、時には伸びすぎた木を切る。そのほうが部屋の中で扇風機にかかっているより、過ごしやすいが,疲れがぐったり来ることがある。
40本ほど出たスイカの半分はカラスに突かれてしまった。店には出せず、ショックだったが、おかげで自分で好きなだけ食べれるようになった。畑の椅子に座って、食べながら、種は吐き出すので来年はそこから芽を出すかもしれない。何粒かはそのまま胃の中に入れるわけであるが、そこで考えた。種は咀嚼されず、胃や腸の中で分解もされず、排泄されて地面に巻かれ、命の芽を再び出すのである。ふつうの食べ物であれば必ず咀嚼され、分解されて吸収されて体内に取り込まれるのに、ほとんどの果実の種は
大地にもどされる・・・。この仕組は誰が作り、自然のシステムにしたのであろうか?
人間ではない。超人的な者の作用である・・・。
種に、生きよ!生き延びよ!と指示している者がいるにちがいない。
自分にはその声が聞こえてきそうである。
スイカが体を緑模様にまとってカラスや人に見つからないようにしているのも不思議である。
信仰者であればそこで神や仏を持ち出し、やはりそうだったではないか!というであろうが、考えれば考えるほど不思議である。謎めいた自然の働きはそれ以外にもたくさんある。
そこでコロナを持ち出すと、コロナを出現させた者はどんな意図があったのか?ということである。これが解釈されないかぎり、コロナは去りはしないのである。