ブログ - 20201120のエントリ

田舎暮らし

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2020-11-20 21:44

  町内の大手スーパーマーケットで、買い物籠の整理の仕事を始めて二か月がたつ。やっと慣れて、仕事の流れが身についてきたが、不思議な体験に、考えることがあった。

 まず、先輩から、暇なときは、そこの客室の隅で休んでいればいい、と言われ、彼自身は暇な時、そこでスマフォでゲームをやっていた。その言葉に従って、暇なときにATMのそばで座って休んでいた。

 「こんな所でそんなことしてたら、いつまでも終らせんばい!」と話しをしたこともない制服警備員が叫び、言い返そうとしたら外の駐車場に出ていった。おまえの仕事と何の関係があるんか!と言い返すつもりであった。すると次に出会った時、彼は駐車場に置かれていたカートを室内に押して来た。お礼を言うと、あそこは見落としやすい所なんだ、と言い、手伝ってくれていたのであった。が、不思議に思った。どの世界でも他人の仕事に手を出すことはよほどの場合でない限り、タブーであるが、そこでは、掃除におばちゃんが放置されたカートを頼みもしないのに押して来てくれたり、店長や社員などもそのようにしていることがわかった。

 同じ店の中での仕事であるからそんなことは通用するのかな?と考えていた。だがもし、駐車場のカートを警備員が押していて、ベンツを擦ったりしたら、責任はどうなるのか?など考えると、他の部署の仕事を手伝うのは良いことではない、と思い返した。

 だが、他方、手伝ったり、助けあったりすることは良いことではないか?昔の日本人は他人の子供を自分の子供と同じように育てたり、損得勘定なしの善行をしていたではないか?それが共同体を支えていたではないか?と思った。今では互いの見守りがなくなり、子供や妻の虐待が増えている。

 前に進むことばかり考えていて、コロナがやってきた。

 コロナ事変を機会に、温故知新、を見直すべきである。

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