ブログ - 20200304のエントリ

コロナ・ウイルスにみる米朝関係。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2020-3-4 14:19

  コロナ・ウイルスによる感染は世界的な事件になったが、よく考えてみるとそこには人間対人間、集団対集団、国家対国家の紛争と似た様相が感じとれる。直近での、国家間の大きな闘いは、米国と北朝鮮にみられるが、北朝鮮はコロナによって面子を奪われてはならぬ、といわんばかりに,つい最近、日本海に飛翔体を飛ばし、存在を見せつけようとした。

 米国と北朝鮮の闘いの発端は、ソ連の南下政策、つまりベトナムや朝鮮を共産主義国家にしようという狙いであったが、成功はしなかった。逆に、両国とも国家が分断され、同国人同士が殺し合うという悲惨な結果を招き、北朝鮮みたいに太平洋戦争が七十年前に終わったというのに、現在まで分断されたままで火の粉を燻らせている。

 実は、北朝鮮は米国と闘いたくはないのだが、米国が(悪の枢軸国家)などといって敵視し、反人権国家として潰そうとするがために危機感をつのらせているのである。米国が北朝鮮の金王朝を認め、経済制裁をやめれば敵愾心も消えるのである。それから先は、北朝鮮国民の判断次第で、王朝を継続させるも、民主化の方向に進むかは自由な判断である。

 他方、コロナウイルスだって、人類が抗生物質をつくってやっつけようとか、アルコール消毒をしようとしたりせず、放置しておれば犠牲者はでても自然消滅したはずなのである。米国みたいに北朝鮮を敵視し、刺激したがために相手も本気になってしまった。

 人間世界でも、遠巻きして、眺めるくらいの気持ちがあればセクハラ、パワハラなども少なくなるはずであるが、本気になったがために職を失ったり、刑務所に入れられることになる。自分も気の短い男で、闘争心も強かったので哀れな老後を迎えることになっている。

 コロナ・ウイルスの教えてくれる教訓はたくさんあり、そんな視点で考えてみるのも面白い。

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