ブログ - 20170703のエントリ

政治という催眠商法

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2017-7-3 8:51

 都議会選において自民党は惨敗し、小池派が圧勝した。権力の交代、循環であり、良いことである。議会においてチェック機能がなく、議案が脚本通りに進むというのは一党独裁でしかない。全国地方議会はほとんどがこのようにして進んでいるのが現状であり、小池氏はそのことも問題として取り上げている。

 先日、岡垣町のある議員と出会い、話をした。

 「あなたは駅南開発の議会において、地下通路の建設は八幡のある街でも利用者が多くて成功してるといったが、通路が出来て半年になる今、日に何人が通っているのですか?」

 「通っている人はいます」

 「何人くらいなんですか?町の予算の三分の一以上も使った開発じゃないですか?自分で答弁したのなら人数くらい調べるべきじゃないですか?」

 「・・・」

 実際、地下通路三十分間に二人くらいしかと通っておらず、南口の道路も車は二十分に一台しか通っていない。

 「自分の答弁に責任を持つべきじゃないか!」

 「あなたにそんなことを言われる筋合いはありません」

 彼は言って、去った。

 これが現実であり、彼は隣町の役場の職員をやっていたが退職し、年金も少ないので議員になった男である。この町を良くしたいからではない。

 (町会議員がいるのといないのとではどんな違いがでますか?)

 今度、会ったら訊いてやろうと思う。

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