ブログ - 20170607のエントリ

細部からの論議は無意味である。

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2017-6-7 6:46

 若い頃(団塊の時代)と比べて時代が大きく変わったが、中でも顕著なものはマスコミも含めて大局的視点から細部の視点に方向が変わったことである。要するに哲学の不在であるが、現代に哲学があるとすればプラグマティズム・功利主義・利便主義である。

 憲法9条問題、共謀罪、少子高齢化、精神疾患者の増加の問題などは大局視点から、(軍備を持たない国があるのか?戦争はなくならないのか?人間は死なないか?暗いことはいけないのか?)という論点から話をすすめれば結論は早いのに、(戦争は悲惨だからしてはいけない。暴力はいけない。非武装中立。病気をしてはいけない、長生きする社会。根暗はいけない)など細部・縮んだ穴から社会や人間を見ていて、そこに政治家、評論家やマスコミ、医療業界が付け入り、ビジネス・チャンスが増えるわけである。

 北朝鮮は間接的に日米、中韓に利用されているではないか?アメリカはフセインやビン・ラディンを殺したが、金正恩を暗殺しようとはしないようだ。自国の軍需産業、自国防衛の精神高揚のために必要としているのではないか?北朝鮮がミサイルを日本海に投下すれば危機感が募り、日本の軍備強化の理由になるわけである。

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