ブログ - 20130308のエントリ
700坪の土地に引っ越してきて4ヶ月ほどになります。晴耕雨読の生活を送りながら、この土地で余命を終えると思えば感慨深くもあります。畑地は100坪弱あって、今は毎日夏野菜に向けてスコップやクワを振るっています。天地返しをした畑に石灰、牛糞、鶏糞、米ぬか、化学肥料を混ぜ込みました。トウモロコシ、ネギ、ホウレンソウ、枝豆、大根、ミズナの種をまき、ショウガとジャガイモを植えました。畝の間で繁殖した雑草をトウグワでかきとり、種をまいた畑に自家水の水をかけました。我流で始めた畑作りもなんとか波に乗り、今後は畑を休ませることを考えました。畑地の半分を一年間休ませるわけですから、夏と春に収穫となるので4分の1が対象になります。そこは収穫の後ですからスコップで耕し、石灰をかけて、黒いブニールをかぶせます。昨年の10月にタマネギを植えたのですがマルチ栽培にしなかったためにすごい面倒をつくってしまいました。タマネギより雑草が元気よく伸び、タマネギは雑草の中に埋もれてしまい、除草するのに苦労しました。水や肥料がやりにくくなるので直接植えたのですがそれが失敗でした。苗ものは基本的にマルチ栽培にすべきですね。
鳥の被害が増えました。絹さやインゲンのサヤがいつまでも出来ないので不思議に思っていると、鳥が花を全部食べていました。花の部分がすべて食いちぎられているのです。次に気づいたのはキャベツの葉が虫食いだらけになり、無残な姿をさらしているのです。青虫に食われたと思ったのですが食べ方がどうもおかしいのです。よく観察して見るとまだら状に食われているのではなく筋だけを残して食われているのです。野鳥がつついて食べたのです。が捨てるのはもったいないので食われた部分を切り捨てて、中の部分を生で食べました。
鳥達が外の葉を食べ、私が中味を食べたわけですから、いっしょにキャベツのご馳走になった、というわけですね。これが共生なのかなと思いました。柿の枝に止まったカラスや鳥達は耕した畑に降りてきて、地面の中にいた芋虫や蛾のサナギを探しているのですが今年はそれらをほとんど見かけません。人間の起こす環境破壊のせいですね。