ブログ - 20120102のエントリ
2012年1月1日、わたしは部屋の中でごろりとしていた。テレビでNHKスペシャル「目指せ!ニッポン復活閉塞感打破の処方せん」を観ていたが、途中でスイッチを切った。番組で(現場力)をとりあげ、事業家や大学教授が出演して良い話をしていたが、このことと大きなテーマ、つまり環境破壊ー人類絶滅とはどのように関わるのか?という疑問がわいたからである。NHKにこのことを問い合わせれば、(そのテーマは別の番組で放送します)とこたえるであろう。セクト主義なのである。他のメディアを含めNHKもそのやり方で長年番組作りをしてきたから疑惑がわいたのである。一番大事なことはそれが全体とどんな関係性を持っているのかをはっきりさせなければ無意味ではないか。あちらが良くなればこちらが悪くなるといったモグラたたきを長年見せつけられたと思い返した。
全体と部分との関係でみれば、政治の世界をふくめ(今が良ければ良い)という刹那主義でやったきた。そのつけが東北大震災であった。そのことに気づき、NHKをふくめマスコミ全体も変わらなければならないのが変わっていない。今年も同じベクトルでやっていくつもりだろうか?
個人の生き方でみれば、自分自身への反省をこめてのことだが、(自己の死)の視点から現在の自分の生活状況をみればよく見えてくるし、(なんでこんなことで悩んでるんだ)ということが多い。もっとやっておかなければならないことがある、ということになる。それは神の視点といえる、大それたことを言うが。
今年はそのことを踏まえて生きていきたい。