ブログ - 20251003のエントリ
長引くウクライナ戦争には皆、うんざりしている。教会の古い女信者からさえも、プーチンを殺せないのか?というつぶやきがもれ、驚いた。そこまで追い詰められているのである。三年以上も戦い続け、数百万人の犠牲者を出し、土地を破壊し続けながら解決の兆しは見えない。ロシアは十分の一ほどの領土を奪いながら、国自体が疲弊し、国民はガソリン不足のために四十分もスタンドの前で待たされている。無駄な戦争のためにガソリンが使われているためである。このまま進めば耕運機のガソリンもなくなり、食べ物も消えてしまうだろう。停戦の話し合いの場を持とうとしながらもプーチンはぬらりくらりとしている。
さきほどの女信者の言葉に共感してしまうが、プーチンの立場もわかってきた。停戦にすれば帰還兵が国に戻り、国民に考える余裕を与え、戦争経済が回らなくなり、反乱が起こり、政権が崩壊するからである。が、戦争を続けても経済制裁で国がつぶれてしまう。どちらに行っても崩壊しかない・・・・。
なんという状況であろうか?
怖くなってしまう。人類以外で、相手が滅びるまで、共食いをする生物なんてほとんどいない、人間とは自分とはこんな生物だったのか?と、言葉を失ってしまう。
神の登場を待つしかない。
汝の敵を愛せよ・・・・。