ブログ - 20190505のエントリ
宗像市の産直店に看板を出して、玉ねぎを出展してみた。(自然農法で作りました。甘くて柔らかいのでサラダにどうぞ!)と書いて、かごの中に22個、置いてみた。二個で150円なので、一般の玉ねぎより二割は高い。一日目は2個が売れ、二日目は6個が売れ、三日目は0であった。40パーセントが売れた計算になる。旬の時期とあって一般の玉ねぎの売れ行きは良くない。
自分で、40パーセントの数字をどのように評価すべきか、思い迷った。ニ、三か月後には自然農法によるトマト、ジャガイモ、ナスが大量に控えているので、さばけるかどうか不安になった。玉ねぎは枯葉と米ぬかを肥料にして作ったのである。後続の野菜は枯草を肥料にしているから肥料代はただだし、農薬はかけない。実質的には苗と種に金がかかっているがわずかである。知人に玉ねぎを試食してもらうと、すごく良い評判であった。
一般の野菜と同じ値段にすれば全部、売れる、と考える。自然農法という付加価値を理解しない者はいないし、自然農法で売ってる者は私だけである。
40パーセントという数字は、良い、と判断した。消費者も初めて口に入れた玉ねぎであるし、噂になれば売れ行きも伸び、一つの事業になる可能性も出てくる。消費者の反応をもっと期待していたので少し残念な気もするが、初めての試みにしては2割も高い玉ねぎを買っていただいたのである。
感謝!