ブログ - 20181015のエントリ
昨日は、秋晴れの日、(身障者の体育大会)があった。遠賀町、岡垣町、芦屋町、水巻町と四つの町の連合で、ボランティアや関係者など、およそ百人が集まり、賑やかで面白かった。自分は心臓バイパス手術を受けて、身障の四級であるが、体力もあり、ほとんど健常者に近い状態である。
風船遊び、お掃除上手、魚釣り競争、恋人合わせ、パン食い競争など、皆、顔を輝かせて楽しんだが、ラストの(車椅子200メートル競走)が白眉であった。五名ずつ、各町から出場したが、車椅子を日常的に必要としない者、毎日使っている者が混じっていて、我が町には使っている者が二人いて、どうなるものか?と思案した。
結果は我が町の一位であった。それは事前の予想通りで、日常的に車椅子を使っている者は圧倒的な速さを見せた。(最初から、ハンディを付けるべきではなかったかな?)などの会話を自分は親しい者と交えたが、日頃は身障者は弱い、と考えられていた先入観が見事にくつがえされたことは驚きであった。
平均年齢が100歳に近づいているが、それに比例して障害者は増える一方である。認知症も加算すると、人口の過半数を占める時代がやってくる。社会のシステムをはじめ、すべての環境がバリアフリーになっていくであろうし、考え方だって、障害者のそれが基準になっていく。
時代や社会が逆転する、のである。AIも加わり、旧人類の健常者たちは、レアの地位に落ちていくのである。