ブログ - 20110923のエントリ
集金の仕事をしている私は毎日いろんな人と出会ってきました。原田さんとの出会いは不思議で、半ば夢をみたように感じられます。宗像市の農村の廃屋、そこに人の気配をみつけ、さっそく駆けつけたところ、現れたのが原田さんでした。わたしは仕事のことより人物のほうに興味をひかれ、赤土を山から運び、雨漏りしている屋根にぬって瓦を葺き替えたり、崩れた壁に泥を塗ったりして、古民家再生をしている姿を見、自分がやりたかったことをしてくれていることがわかりました。その行動に潜んでいる精神に共感したのです。捨てられた古板を見つけては磨き、筆で(愛、夢)と書いて命を与えてあげる、それを詩に書く、そんな優しさと大らかさがわたしの波動とすごく共振し、まさに(自他正同)の経験をさせてもらったのです。原田さんの慈愛のたまものであるその納屋はギャラリーとして完成しつつあります。(詩を食べる店)という名前でなんともロマンチックではありませんか!その中で座ってコーヒーをいただいた時は彼のオーラに包まれ、別世界に行ったような至高の幸福感に満たされました。自分の人生においても稀有な経験でした。
もっと近づき、原田・ワールドに入っていきたいと思います。