もともと映画が好きなのです。だから、小説を書くことは独力で、文字を頼りに映画をつくっているのとほぼ同じ行為です。自分でかってに作品世界に酔ってしまい、現実とはちがう世界で生きることが出来るわけです。その魔力にひきこまれて書きつづけてきましたが、ほとんど評価されたことはありません。悔しさを覚えた時期もありました。ついに文学老人と自称する歳になったわけですが、(レア・仲間)に入ったからには違う視点を発見しました。作家として若くして完成した場合、それから先の作品は延長線上のものしか書けません。ところがいつまでも未完成の場合はいつまでも冒険が出来、挑戦できるのです。もとより認められていないのだから失敗ということもなく、その怖さもありません。
これが(レア)なのです。
(レア)で行こうぜ!
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