ブログ - nakamuraさんのエントリ

差異と差別

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2024-1-26 8:16

 今の世の中は、差別、セクハラ、パワハラとマスコミが騒いで、混乱し、まさに、ものいえば唇さびしになってしまい、知識人、有識者たちも口をつつまなければやっていけなくなってしまった。作家やコメンテーターなどは自分の言ったことやしゃべったことがターゲットにされるのではないか?とおびえている。だから、自分の考えや意見が言えず、世の中はマスコミとチャチャ族主導に成り下がったのである。

 ここではっきりしたことを言い、時代に方向性を持たせるべきである。

 まず、差別とはちがいを指摘し、それだけならば問題はないのであるが、優劣感をふくませるから問題になるのである。このまえ、わたしが顔見知りの女に、あんた、顔が変わったんじゃない、肥えたみたいよ、と言っただけで、それはセクハラよ!と言って腕を摘ままれたことはこのブログに書いた。その後は、最近、可愛くなったね!なにか好いことがあったの?と話しかけるとすっかり、笑顔を見せる。

 単純なことなのである。ほめ殺し、にしてやれば良いのだ。先ほどの言葉でわたしは彼女が醜くなったなどと思ったわけではない。ただ、肥えた、と言っただけなのである。当時、彼女は化粧をしなくなり、顔がだらりとなっていたことは間違いなく、彼女もそれを気にしていたからおこったのであろう。

 その他、差別感がからみそうな差異はたくさんあるので気を付けなければいけないが、その言葉の真意がどこにあるか?差異の持つ重要性は忘れてはならない。同じ人間は二人とはいない。容姿、考え方がたくさんあってその違いがエネルギーを生み、多様性が活性化を産んでいることを思い止まるべきである。単細胞生物みたいにみな同じ顔と考えであれば、単細胞時代にもどるしかない。

 多様性とは大事なことである。自分が人と異なることは気にすることではなく、逆にその個性を自慢すべきことなのである。こんなことを書くわたしはいつも変わり者と言われ続けてきて、気にすることがあったが逆に今は自慢したい。

松本人志氏の裁判

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2024-1-24 7:17

  今回のニュースは、ダウン・タウンの松本人志氏が、芸能活動の仕事を失ったことで五億円の損害賠償を文春側に提訴するという。その報道は大きく取り上げられ、一週間ほども続いている。長引く裁判になりそうだ。

 また、こんなことか?と思いながらも、、いつまでも続く男と女の誤解さわぎにはっきり決着をつけねばならないと思った。  

 七十六歳の老いぼれは枯渇してそんなトラブルに巻き込まれるkとはない?と、考えていたが、まだまだ、灰になるまで、の言葉通りのようである。

 原因は男と女の誤解にあり、いつまでもその誤解は解けない。つまり、男が自分に好意を持っていると思う女の肩を触ったりしたことが発端なのだ。今、会員が15名ほどのカラオケ同好会に毎週通い、楽しんでいるが、入会した当時は誤解するようなことがあった。この町のカラオケ団体を仕切っている女が会員にカラオケの発表会にでてもらいたいがために自分でつくった小豆弁当を持って来て皆に配った。その時、ある女が立ち上がって、皆の目線を気にするようにして、わたしの席に近寄り、隠すようにして、わたしの足元に彼女の弁当をこっそり置いたのであった。見たぞ!と言うささやきがそばの男から聞こえて来た。彼女はわたしの頬に髪の毛が触れるまで顔を寄せてきたのであった。私と彼女はパソコン教室で、顔見知りであったが、そこまでされたことに驚き、悦んだ。

 それから、彼女に電話を入れたり、花の球根をプレゼントしたりしたが、特別な好意はないことを知って、手を引いたが、そこまでされれば、手を握ったりキスをしたであろう。それがセクハラだと騒がれたとしたら、おまえが誘ったんじゃないか?いう答えになるであろう。今回の松本氏の事件は仲間たちの飲み会でしたことが原因であるようだが、私の場合と似ているのではないか?考える。

 次は、・・会の場合。そこも毎週、カラオケ練習会をやっていて、わたしは隣町の女の送迎をやっていた。六畳間ほどの和室で五、六人で歌っていた。ある日、早めに行ってその女と二人だけになっていた時、足がむくんでいるから、ここをもんでくれない?と言って、スカートをめくり、太ももを出した。わたしは言われた通り、もんでやったが、もう少し若ければ手はそこから先にすすんでいたにちがいない。つぎに、彼女がワゴン車の後部席にのるときであった。足腰が少し不自由であったので抱きかかえようとすると、わたしの手を払ったのであった。では、足を揉んでくれ、と言った内容とは違うではないか?と考えたが、わからなかった。

 このような男女の出来事はほぼ日常的に起こっている。セクハラだといって線引きが出来るのであろうか?それに、女が男に恋心があればセクハラというより、嬉しい、ということになってしまう。それを試すこともあって、男は手を握ったりキスをしよとしたりするのである。

 こんな複雑極まりない出来事を裁判官がどのように裁くか見ものであるし、もういい加減、決着を出してもっと大事なことにマスコミは取り組んでもらいたいと考える。

閉鎖病棟

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2024-1-11 22:01

  ある身内が閉鎖病棟におよそ四十年間ほど入院していて、正月明けに電話をしてきた。携帯電話は三社とも滞納して引き込むことも出来なくなっているので、公衆電話からかけてくる。カレンダーを持って来て来てくれ、というので、わかった、と答えた。この前は、パンツを五枚買って来てくれと言うので、持って行った。

 彼に対しては、文学的興味以外は関心も薄れていて、何をしゃべっても通じないサイコパスだと考えているので自分にできることがあればしてあげるだけである。病院は車で十分くらいの距離なので、行った。ところが一か月前の建物から変わっていたので、見取り図を見なが探して、訪れた。その建物はふつうのビルだろ考えていたが、受付でカレンダーを持って来た、といっても実物を見ながらサイズや外見を電話で、閉鎖病棟に説明するのである。

 面会も約束の時間を決めて、オンラインでするようになっている。それはコロナが関係しているが、もとよりむずかしい病気なのでトラブルを避けるためであろうことはわかっていた。受付の女から、名刺サイズのカードみたいなものを渡され、操作の仕方を習った。エレベーターののる時もそれを小窓にかざさなければ乗り降りができない。

 二階に上って部屋のインターホンを押すと看護師が現れ、もう一度カレンダーを点検するように見て、OKを出した。どこか違う部屋だな?と思いながら周りを見回すと、わかって来た。部屋の表示板がないと同時に窓がないのである。中は少ししか見えず、患者らしき男が公衆電話で話をしていた。腕が病的に震えていた。

 身内が出て来て姿を現だろう、と考えていたが、現わさないので帰ることにした。エレバーターに乗ってカードを子窓にかざしてみたが反応はなく、手で押しても動かないのである。さきほどの部屋のドアに行って看護師を呼び、彼がかざすとドアは開き、動き始めた。一階に着いて、先ほどの受付を探したが見つからない。おかしいな?と考えながらあちこちのドアの前に立って、探すがわからない。

 もともと方向音痴のうえ、認知症が加わっているのでますますわからない。部屋の窓はなく、たくさんの白いドアと壁、天井に囲まれているだけである。人の姿はない。恐怖がわいた。閉じ込められてしまって、出れなくなっている!出入口が消えているのである。

 二十ほどもある部屋のあちこちを探し回りながら、通りかかった女事務員に聞くと、出入口は目の前にあったのであった。

 閉鎖病棟に、閉じ込められかけたのであった。

 後で、あなたもここに入って生活しなさいと、言われていた気がした。

 そう言えば、階段はなく人の自由な動きは出来なくなっていたのであった。何年か前に行った時には面会も出来たが、すっかり変わってしまった。その前に行った時には部屋に鉄格子がはめられていた。

 この出来事は閲覧者数が多いので、小説にしたいと考えている。

 

還付金詐欺

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2024-1-6 7:06

  税務署からのお知らせ、と言う文面でメールが来た。来月は確定申告の時期であり、そろそろ電子申告に切り替えねば、と考えていたので申込の文面に入力していった。住所・名前・電話番号・生年月日など打ち込んでいったが、パスワード設定の部分でひっかかった。もとよりこんな手続きは苦手だったのでしばらくキーボードの手を置いた。どこかおかしいのであった。還付金と書いているがまだ確定申告はしておらず、金額などはっきりしていないはずだし、クレジットカードの番号まで書くように言ってきている。役場に電話した。担当者が出て、それは詐欺です、という。送信しましたか?というので、していない、と言うと、それ良かったと答えてきた。びっくりした。警戒心の強い自分が還付金詐欺に引っかかりそうになったとは!

 交番に行った。お巡りさんは三人いて話を聞いてくれて、それは詐欺です。自分の所にもメールが来ました、と言う。

 だまされなくて良かった、なけなしの金を持って行かれたら、正月から飯が食えなくなるところであった。もし間違って送信した人がいれば金融機関やクレジット会社に口座を閉鎖してもらうしかない。警察に犯人は捕まえられないのですか?と訊くと、海外のサーバーを使っていたりするので、できない、と言う答えであった。

 怖い世の中である。猜疑心の強い自分が餌食内なりそうだったということは!認知症になっていけばまちがいなく、餌食になるであろう。

温もりの布団を抱きて寝正月

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2024-1-1 8:25

  元旦の今日は仕事から解放される。夜明け前に起きて、ポンコツ車でお飾りを二つの店にもっていくことはない。昨日出していたお飾りは50本ほどほぼ完売であった。来年はあと三か所の店に出してみようかと考えた。

 昨年はダイハツの不正事件が年末に起こり、自分ののっている車がダイハツだということもあっておどろいた。今、カート整理のアルバイトをしているスーパーマーケットは日本一ということもあっていろいろ研究させられる。出入口に掲示板がもうけられていて客さんの意見が日に5.6件は張り出されている。店長がすべての要望・意見に手書き文字で答えている。大根があそこでは・円、あそこでは・円なのにここはなぜ・円なのか?レジの背の高い女はカウンターに肘をついておしゃべりをしている、警備員が弁当が半額になるとすぐに買っている、など、にぎやかである。だが、背の高い女は書き出されたせいで店をやめてしまった。個人を特定できる文章を貼りだすのはどうか?と考えたが、店のためにはそうすべきであったと考え直した。これを放置してしまうと、ダイハツみたいに大きな不正行為となって店がつぶれるかもしれないのである。そこの思い切りがその店を日本一のスーパーに育て上げたのではないか?

 やはり、おかしいことはおかしいと言うべきである。目をつぶり耳をふさいで死に真似をして生きるのは自分と社会を腐らせるだけである。

 今年も難しい年になりそうであるが、声を出そうと思う。

木枯らしの鳴き声遠く年納

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2023-12-31 8:46

  夜明けを待ちきれなくて、午前6時半頃、家を出た。吹雪まじりの小雨が降り、ゴムの切れかけたワイパーはキーキーう唸りながらガラスを擦ってくれた。私の備品は可哀そうである。バイクはついにキーが回らなくなり、テレビも故障したまま、ビデオカメラも故障、風呂の電気も、外灯もつかず、車はいつエンジンがとまるかわからないポンコツ。

 こんな中で大晦日の今日、仕事納めをして来た。片手サイズのお飾りを二つのスーパーに25本と10本出して来たのである。松の小枝、斑入りの笹、芽のついた梅の枝、を結わえて、ビニール袋に少し水をいれて、包んだ商品である。ほぼ完売してくれるのでお年玉くらいにはなる。それに来年の3月には生活困窮者への給付金が7万円も出るのである。

 なんやかんやで今年も正月を越せそうである。

 さて、自分の部屋に、売れ残りのお飾りでも飾ってみようか・・・。

自動車絶望工場

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2023-12-20 22:11

  このタイトルは鎌田氏によるルポ(自動車絶望工場)から借用させてもらったものです。

 ダイハツ自動車が車の品質の不正行為により、販売を全面停止にしたというニュースを知って、この記事を書くことにしました。販売の全面停止とは生産の全面停止であり、従業員の人たちは一時的に仕事を失い、ショックは大きいでしょう。自分も五十年前、自動車およびその部品のライン作業に従事したことがあってあの時代を思い出しました。当時、日産自動車で働いていましたが、安全・品質・生産性のスローガンはすべての自動車会社、またメーカーの標語であったのです。ところが実態は逆で、生産性・品質・安全性であり、流れ作業の中で腕時計を見る時間がないほど作業に追われ、朝出、中勤、夜勤と体調を狂わす勤務体制に組み込まれ、体を壊す者も多かったのです。

 自分の受け持ち作業が時間通りに終わらなければ下の工程の者の仕事が出来ず、烈しい時には部品や工具を投げつけることがあり、私も何度かボルトを投げつけられたことがありました。昼食の時間になると安全靴をカタカタ鳴らしながら、囚人のように食堂に駆け込みました。

 刑務所の囚人でさえ、健康で文化的な生活が保障されているのに生産現場はそれを犠牲にして生産に励み、現在も励んでいるのです。金を十分にもらい、良い家に住み、良い車に乗っているのは事実ですが、それにしても仕事を転々と変えた自分にしてもあの世界には二度と戻りたくありません。

 日産追浜工場で乗用車のプロペラシャフトの組付けを一か月間やりました。組み立て中の車は頭上を流れ、その下にもぐって二十キロちかいシャフトを担ぎ、ボルトで組みつけていきました。暗くて見えず、ただ夢中になって作業をしましたがボルトが正確に締まったかどうかも危うかったのです。最終工程でチェックされるにですが、町を走るその車種を見ると、だいじょうぶかな?と怖くなったものでした。

 今回のダイハツの事件はなるべくしてなった構造的なものです。

 間接部門の社員は入社の時は実習で組み立て作業をしますが、それ以降はほとんど関係のない部門になってしまうのです。どの会社もそうですが仕事がタコツボ方になって全体が見えない構図になってしまっているのです。循環と交流がなく、残念ながら起こるべくして起こった事件でしょう。

 これは日本、世界全体の問題であり、ピラミッド型の構造を変えるしかありません。

 ウクライナ戦争、イスラエル戦争もそうです。全体が見えず、自分達だけの憎しみだけで動いてしまっているのです。

 

 

断捨難

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2023-12-18 18:41

  

 今朝は年末の墓掃除に行った。バイクに剪定ばさみ、ノコ、ほうき、かまを積んで近くの墓場に行った。墓にはみ出た枝を切り、積もった枯葉をこそぎ落とし、次は松葉ほうきで枯葉を落とし、花と線香、ロウソクを持って行こうと考えた。

 ところが帰ろうとしたら、バイクのエンジンがかからないのであった。昨日は雨でエンジンが濡れてかからなかったが、数時間後にはかかって順調に走ったのであった。下り坂道で押してもかからないのである。自宅まで押して帰り、そこの坂道で試してみたが、キックをしても弱い唸りしか出なかった。走行は10万キロ以上いっており、ガソリンメーターもテールランプも故障して使えないままなのである。

 ポンコツ車があるのでそれで当分間に合わせようと考えた。

 振り返って見ると、自分の電気製品が次々に壊れていっていることに気づいた。まず、パソコンのプリンターが壊れ、テレビも壊れ、ビデオカメラが壊れ、ラジカセが壊れ、パソコンも壊れたが何とか復帰した、のであった。

 断捨難、という言葉を知ると、その言葉の意味と自分のまわりにお起こっている状況が重なっていることに気づいた。

 次は自分が壊れる番である。あすは大手スーパーでカートの整理をする日であるが、膝が壊れて動かなくなるかもしれない。

 それは、黙って受け入れるしかない。

 断捨難で、命が絶たれる。

付けを払う

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2023-12-9 7:46

  もうそろそろだな、と思いながら汲み取り口のふたをあけると、上の方まで溜まっていた。二ヶ月分ほどの生活の付けであった。

 ひしゃくで汲み取りながらバケツに入れ、三十メートル先の畑まで持って行き、タマネギやアマクリナムの根元にかけてやる。ほぼ二時間はかかるので、休みながらやっていくが、近頃はいつまでつづくか、やがて付けは放置されたままになる、と心配にもなる。まわりに家がないので苦情は出ないし、自分は心不全防止の薬を飲んでいるので臭いはしない。

 つい最近までみなこのようにして、人生と生活の付けをみずから自然に返していたが、いまではこんなことをする者はよほど離れた僻地でしかないだろう。落とした便は下水道をとおして処理され、海に流され、人々は自分のうんちさえ、眼で見ることは少なくなった。じぶんの汚れを見ることが少なくなり、トイレに巻く芳香剤の害を考えることはない。

 便を野菜にかけてやると驚くほど元気になり、栗の根元にも最近かけるようになったので、四本のクリの木に1000個のクリがなるようになった。肥料代も助かるし、自然界に還元するわけだから、いいことばかりではないか?

 人糞肥料を売り出すべきではないだろうか?鶏糞や牛糞はあるのになぜ人糞肥料がないのか不思議である。

 

思い出ははるか遠くの線路上

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2023-11-28 7:01

  ボロアパートの寝床の中で、女の声を聴いた。

  「起きなさい!まだ寝てるの?朝よもう・・」

  入口のベニヤのドアからであった。

  付き合ってる女はいなかったし、約束もなかったが、起き上がることにした。

  布団を押し入れの中に入れ始めると、二人の中年女が六畳間に上がり込んできた。

  「こんな時は、女を押さえつけてやるのよ」

  まったくく知らない女がそばに立っていて、古くからの知り合いみたいな態度であった。

  「仕事は午後三時からなんで、これから食事をする」

  と、自分は言いながら、その二人の女が誰なのか?もしかするとどこかで会ったかもしれない、こんなにしたしげに上がり込むには・・。

 そこは神奈川県相模原市の、はるか五十五年前の光景であった。

 女たちはすでにちゃぶ台を出して、座っていた。

 「仕事は大変でしょう?」

 「うん、ライン作業だけど手押しでやってるから楽だよ」

 トラックのブレーキを組み立てていて、自転車で工場まで通っていた。

 納豆と卵、ラッキョウをちゃぶ台の上にのせて、食べ始めた。

 「これ、美味しそうだね!」

 若い方の女はいうと、爪楊枝を伸ばして、口に入れた。

 母親の手作りで福岡からおくってくれたものであった。ラッキョウは大好きで貴重品であったが、食べるな、とは言えなかった。もう一人の女も爪楊枝で取って、食べていた。

 女たちが生命保険の話を始めたので、勧誘員であることがわかった。

 勧誘の話を始めたが、まったく関心はなかった。

 「彼女はいるの?」

 「いない」

 などの話を交えると二人は名刺を置いて、帰った。

 それから、工場に出かけたのであるが、作業をしながら、まだ夢の続きを見ていた。

 女達はもう一度、訪れたが、契約を断わった。

 玄関ドアの鍵などかけたことがなかったのであんなことが起こったのであるが、あの時、布団の中に抱き入れたらどうなっていたか?想像するだけで楽しい。やはり、男と女がいるからこの世は楽しいのである。

  

  

ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

ブログ カレンダー
« « 2024 4月 » »
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 1 2 3 4
アクセスカウンター
2024/04/25:138/177
2024/04/24:116/157

2024/03/26より1798/6874