ブログ - 20140417のエントリ

哲学は資本主義の餌食になった

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
nakamura 2014-4-17 11:02

 すべての領域、組織においてデジタル化、細分化、微分化が急速に進み、基本命題を忘れ、全体を見る目や俯瞰視を失っている。その結果、ガバナンス(統制機能)が失われ、社会全体が統合失調症に陥っている。考えられないような事件や事故が多発しマスコミは材料に事欠かないが、次はなにが起こるか人人は半ばあきらめ、あるいは不安神経症、ウツ病になっている。町を歩いている人人の顔を見ていればわかる。千兆円の赤字がありながらそのことには目をつぶり、経済成長の信仰に励む総理大臣、スタップ細胞の発見?で化学者たちがはっきりした原因を言えず、何度もマスコミに出る、福島原発も明確な因果関係を立証せずに再稼動する、ことなどすべての業界が虚偽と欺瞞に陥っている。

 ある大学の哲学教授が話していた。みんなが幸福で健康であるようにと。彼は授業では古い哲学の講義ばかりして今の世界を哲学的視点で捉えようとはしないし、する能力もない。彼が持っているのは資本主義哲学であり、最大多数の最大幸福の世界である。

 幸福者がいる分だけ不幸者も存在するなんて、彼が考えても言えはしない。そんなことからもう一度この世界を再構築しなければならない。

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